管理者が一番、人間関係が見えていないのかもしれない
管理者という立場になると、自分で聞こうとしなくても
情報が入ってくるような気がして、より深く理解している気になってくるものだ。
分かった気になっている管理者は現場に来ない。自分で知ろうとしなくなる。
自分で知ろうとすることは労力がかかる。
だから勝手にな言ってくる情報だけに頼って楽しようとする。
だが、自分で集めた情報でないと、偏った情報であることが多い。
情報を伝えてくる人間が偏っているからだ。
そして、情報を伝えてくる人間は、ずる賢く、自分に有利な情報を上げてくるものだ。
一方、現場の声にならない声を上げている人たちというのは
実によく見ているし、本質をとらえている。
声にならない声、という表現をしたのは、
そういった本質をとらえた情報というのは
勝手に上げってくるものではなく、自ら引き出さないとならない情報だから。
人の仕事っぷりは、人からの話では絶対に分からない。
一緒にやっている人間にしかわからない。
管理者は現場と一緒に仕事ができないかもしれない。
だったら、時間の許す限り、現場に行って様子を見た方が良い。
心を開いてもらい、できる限り真実を、本質を見抜こうと努力しなければならない。
人から聞いた情報は当てにならない。
自分の目で確かめる。管理者には絶対的に必要なことだ。
by moncabi007
| 2018-06-30 22:26
| 仕事